山形県立新庄病院 消化器内科
2026 年 68 巻 7 号 p. 1305-1310
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症例は80歳男性.突然の血便を主訴に救急搬送された.造影CTでは消化管に出血源を認めず,出血性直腸潰瘍を疑い前処置後に大腸内視鏡検査を行ったが出血源を特定できなかった.第8病日に再度血便によるショック状態となり再度大腸内視鏡検査を施行し,肛門歯状線直上の直腸Rbに拍動性露出血管を認めHSE局注とクリップで止血した.Dieulafoy型急性出血性直腸潰瘍は出血性ショックによる血圧低下時や止血状態では発見が難しいことがあり,内視鏡観察時の良好な視野確保や止血方法の選択に工夫と注意を要する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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