日本消化器内視鏡学会は,内視鏡診療ガイドライン作成作業の一環として,消化器内視鏡の洗浄消毒標準化にむけたガイドラインを作成した.内視鏡の適切な洗浄消毒は,内視鏡診療において非常に重要であり,被検者間感染の防止・医療従事者の感染予防において欠くべからずプロセスである.今回の改訂では,「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3.0」に従い,EBMに基づいた「ガイドライン」を作成した.文献的裏付けがあるものについてはステートメントを作成し,エビデンスレベルと推奨度を記載した.第1版発行後,新たなエビデンスの集積がみられるものの,本邦からの論文が少ないのも特徴であり,本邦からのエビデンスの創出に今後も期待したい.