日本消化器内視鏡学会雑誌
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生検による大腸結核の確定診断に関する検討とそのX線所見についての考察
針間 喬浜田 義之渡辺 正俊小田原 満青山 栄藤田 潔竹本 忠良
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1979 年 21 巻 11 号 p. 1327-1333

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抄録
 大腸結核を生検によって確定診断することは,従来より困難であるといわれている. われわれは内視鏡的に採取した生検材料の結核菌培養で,抗結核剤未投与例7例中6例(85.7%)に結核菌を証明した.結核菌培養成績と潰瘍の形態,すなわち大きさ,深さとの間には関連はみられなかった.活動期の潰瘍底には,結核菌が必ず存在し,大腸結核の確定診断のためには,生検組織診よりも結核菌培養が有効であると考える. また,非切除大腸結核確診例をX線的に追跡してゆくうちに,大腸結核に特徴的な「潰瘍瘢痕を伴う萎縮帯」の所見をもたない症例が存在することがわかり,これらの非典型例について検討をおこない,大腸結核X線像をA・B・Cの3群に分類した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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