日本消化器内視鏡学会雑誌
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内視鏡検査で診断のついたアメリカ鉤虫症の二例
宮本 二郎高瀬 靖広中原 朗川北 勲山形 迪小山 捷平三田村 圭二大菅 俊明福富 久之崎田 隆夫
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1979 年 21 巻 11 号 p. 1343-1346

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抄録
 内視鏡検査の診断能が向上することにより,今までアブローチのできなかった分野での新事実の発見もみられるようになった.寄生虫に関してもX線的に偶然見つけられることの多かった回虫症を除いて,その他の虫体の小さなものは内視鏡検査が手軽に行なえるようになってから報告も次第にふえてきた.今回われわれは腹痛を主訴に来院し,十二指腸乳頭部近傍にアメリカ鉤虫が浮遊しているところを発見され内視鏡的に摘出しえた症例を2例経験したので報告した. 本来空腸に寄生すべき鉤虫が十二指腸内に存在している事実を確認できた貴重な症例と考えられる.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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