日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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胃の隆起型異型上皮巣の臨床的経過観察
永富 裕二河村 奨川嶋 正男播磨 一雄前谷 昇東 光生有山 重美河原 清博富士 匡清水 道彦飯田 洋三岡崎 幸紀竹本 忠良
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1980 年 22 巻 2 号 p. 275-283_1

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抄録
 88例105病巣の隆起型異型上皮巣(手術例は22例27病巣)を経験し,そのうち38例46病巣を6ヵ月~8年8ヵ月間経過観察し,以下の結果を得た.(1)平均年齢は63.1歳で,男性は女性の3.2倍であった.(2)部位別1と,前庭部が58%と多く,大きさでは2cm以下が91%であった.(3)隆起型異型上皮巣と胃癌の合併率は19%であった.(4)手術により最終的に隆起型異型上皮巣と診断された症例のうち,生検でGroupIV と診断されていたのは63%で,37%はGroup IV と読みすぎであった.(5)癌化例は1例もなかった.(6)経過観察中,増大例が6.5%,縮小例が8.7%あった.(7) X線・内視鏡で胃癌を疑いながら,生検がGroupIV と判定される症例があった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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