日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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小腸内視鏡および直視下生検により診断された空腸悪性リンパ腫の一例
水田 静雄渡部 重則平田 一郎松本 恒司三浦 信義山本 克夫岩越 一彦田村 廸紀正宗 研大柴 三郎河合 哲岡島 邦雄黄川田 貢藤田 圭吾
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1980 年 22 巻 2 号 p. 284-290_1

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抄録
 X線検査および内視鏡検査の進歩にもかかわらず,小腸悪性腫瘍の報告例は極めて少ない.著者らは,Treitz靱帯から約15cm肛門側にあった小腸腫瘍を,小腸内視鏡検査(使用器種:オリンパス製SIF-B)および直視下生検法によって術前に惡性リンパ腫と診断し手術を施行した一症例を経験したので報告した.手術標本の肉眼所見は3.5×5cm,低隆起性の腫瘍で,表面はやや凹凸不整,一部に線状の潰瘍が認められた.組織所見は一部漿膜面に浸潤が認められたが,比較的浸潤の程度が軽度の悪性リンパ腫であった.著者らは更に自験例を含め,内視鏡的に観察された小腸悪性腫瘍の報告例の内視鏡像について考察を加えた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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