日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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新型腹腔鏡装置の検討
大竹 寛雄原田 英治田中 慧児玉 龍彦小町谷 恭平大林 明原 義雄
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1980 年 22 巻 7 号 p. 913-920

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抄録
著者らは,わが国で新たに開発されたオリンパス製自動露出機構内蔵体外フラッシュ型腹腔鏡装置を用いて60例の腹腔鏡検査を行ない,その性能について検討した. その結果,本装置は,診断用腹腔鏡として,種々の利点をもつ水準以上の腹腔鏡装置であるとの確信をもった. この装置の最大の特徴は,光源装置と連動する16mm自動露出機構内蔵小型カメラの開発にある.これによって,従来,ある程度の熟練を要求されていた写真撮影が,短時間に,そして同一条件で行なえるようになり,経験の浅い者でも再現性のある写真撮影が可能となった,これは画期的な進歩であると考える. 今後きらに,35mmカメラへの自動露出機構の導入と,色調の不安定さの原因と思われるライトガイドシステムのなお一層の改良を行なうことによって,将来性の充分ある腹腔鏡装置としての道が開けてくるものと考える.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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