NON-OPERATIVE REDUCTION OF SIGMOID VOLVULUS BY COLONOFIVERSCOPY : REPORT OF TWO CASES

ATSUSHI INA; TAKUYA NAKASUJI; HIROHMI MATSUMOTO; NOBUHITO SHIOJI; HIROTOSHI KOHNO; TADAAKI HASHIMOTO; KOHICHI MATSUMOTO; SHIGEHIKO TONODA; SHINZO URA; MASAHARU KATSUMI

doi:10.11280/gee1973b.22.963

大腸ファイバースコープにより整復し得たS字状結腸捻転症の2例

伊奈淳, 中筋拓哉, 松本博臣, 塩路信人, 河野裕利, 橋本忠明, 松本孝一, 殿田重彦, 浦伸三, 勝見正治

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ジャーナルフリー

1980 年 22 巻 7 号 p. 963-969

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.22.963

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抄録

S字状結腸捻転症の治療法として,手術によるものと,非観血的に整復するものがある.われわれは今回,大腸ファイバースコープにより,非観血的にS字状結腸捻転症を整復した.1例は急性の,もう1例は再発性の捻転症であった.非観血的整復法には,高圧完腸による方法,肛門ブジーによる方法,直腸鏡による方法及び大腸ファイバースコープによる方法等があるが,大腸ファイバースコープによる方法が他の方法に比し有利と考える.

責任著者(Corresponding author)

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