日本消化器内視鏡学会雑誌
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内視鏡的に興味ある所見を示したアミロイドーシスの1症例
川嶋 正男, 斉藤 満, 河野 裕, 後藤 一紀, 沼 義則, 飯田 洋三, 岡崎 幸紀, 竹本 忠良, 斉藤 永, 友沢 尚文, 福田 重年, 小浜 章夫
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1981 年 23 巻 7 号 p. 977-981_1

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抄録
56歳女性.慢性関節リウマチ経過観察中に食思不振と空腹時の心窩部痛を訴え来院し,胃内視鏡検査で胃前庭部に赤みの強い斑状および点状の発赤を認め,同部の生検標本でアミロイド沈着が証明された.内視鏡的にS状結腸直腸および小腸粘膜にも発赤が認められ,いずれも生検標本よりアミロイド沈着が証明された.アミロイドーシスは続発性と考えられた.一方,アミロイドーシスの内視鏡所見として種々の報告があるが,なんら本症に特徴的な所見はないとされている.実地臨床の場において,本症例のように直接診断とはむすびつにくい軽微な所見を得た場合,一応アミロイドーシスを疑ってみることも早期発見という観点から重要であると考えられた.なお本症例はDimethyl sulfoxide 5ml/日経口投与を約5ヵ月継続し,臨床的に改善傾向がみられたため,現在外来通院で経過観察中である.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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