A CLINICAL STUDY OF GASTROINTESTINAL MALIGNANCY WITH SKIN DISEASE

Hiroshi AKAKI; Chiemi MICHINAKA; Kazushi ISETANI; Hiroshi UEHIRA; Hideyuki KONISHI; Naoki WAKABAYASHI; Hitoshi OKANO; Sinichirou FUKUDA; Yosinobu FUSE; Tadashi KODAMA; Kei KASHIMA; Shinya HIRANO; Saburou KISHIMOTO

doi:10.11280/gee1973b.32.2570

皮膚疾患に合併した消化管悪性腫瘍の検討

赤木博, 道中智恵美, 伊勢谷和史, 上平博司, 小西英幸, 若林直樹, 岡野均, 福田新一郎, 布施好信, 児玉正, 加嶋敬, 平野眞也, 岸本三郎

著者情報

赤木博
京都府立医科大学第3内科
道中智恵美
京都府立医科大学皮膚科
伊勢谷和史
京都府立医科大学皮膚科
上平博司
京都府立医科大学皮膚科
小西英幸
京都府立医科大学皮膚科
若林直樹
京都府立医科大学皮膚科
岡野均
京都府立医科大学皮膚科
福田新一郎
京都府立医科大学皮膚科
布施好信
京都府立医科大学皮膚科
児玉正
京都府立医科大学皮膚科
加嶋敬
京都府立医科大学皮膚科
平野眞也
京都府立医科大学皮膚科
岸本三郎

ジャーナルフリー

1990 年 32 巻 11 号 p. 2570-2576_1

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.32.2570

詳細

抄録

　皮膚筋炎や黒色表皮腫などの皮膚疾患は内臓癌と合併しやすいことが知られている.われわれは過去10年間に11例の消化管悪性腫瘍を合併した皮膚疾患を経験した.内訳は皮膚筋炎+胃癌4例,黒色表皮腫+食道癌1例,黒色表皮腫+大腸癌2例,黒色表皮腫+胃癌+大腸癌1例,環状紅斑+胃癌1例,水庖性類天庖瘡+胃癌1例,角層下膿庖症+胃癌1例で,平均年齢は68歳,男性4例,女性7例であった.治療は手術7例,化学療法4例,ポリペクトミー1例で11例中2例に治療後皮膚症状の軽快をみた.

責任著者(Corresponding author)

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