日本消化器内視鏡学会雑誌
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犬を用いた腹腔鏡下胆嚢摘出術
井戸 健一澁澤 公行佐藤 信一礒田 憲夫大谷 雅彦川本 智章中沢 義明鈴木 孝典木村 健
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1990 年 32 巻 11 号 p. 2585-2590

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抄録

 犬を用いてNd-YAGレーザーによる胆嚢の剥離,摘出を腹腔鏡下で行った.胆嚢動脈及び胆嚢管の結紮は血管結紮用のクリップを用いた.また剥離のためのNd-YAGレーザーの照射は,非接触型のクオーツを用いて,出力15W,総エネルギー4,000~5,000Jであった. 最適な用具を揃える必要性,手技の習熟,外科医との協力など,多くの必須条件が存在するものの,本法は十分に臨床応用可能であると判断した.

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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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