富山県立中央病院内科
富山県立中央病院病理
1992 年 34 巻 10 号 p. 2347-2353
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症例は66歳の男性.昭和58年2月食道静脈瘤からの出血に対し,5%EO30ccにて待期的EIS施行し静脈瘤の消失を認めた.同時に胃角部前壁にI+IIa型早期胃癌を認め,昭和59年10月,胃亜全摘を施行,平成1年6月より嚥下困難出現.内視鏡にて中部食道に食道癌を認めた.同時に施行した胸部CTにて右下肺S10に径6cmの腫瘤を認め,吸引細胞診にて低分化型腺癌を認めた.EIS後の食道癌を含む多重癌の報告例は稀れであり報告した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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