日本消化器内視鏡学会雑誌
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胃および十二指腸からの内視鏡的虫体摘出によって確診を得たアメリカ鉤虫症の1例
大西 勇人, 鋤柄 宏, 磯部 智明, 福富 達也, 祖父江 吉助, 早川 富博, 星野 信, 宮治 眞, 武内 俊彦
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1992 年 34 巻 2 号 p. 408-415

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抄録
 症例は74歳,農婦.鉄欠乏性貧血による眩暈,動悸にて入院.2回目の糞便虫卵検査で鉤虫卵を多数認めた.内視鏡検査にて胃角部から十二指腸下行脚に数匹の虫体を認めた.内視鏡的に摘出した虫体の形態的特徴によりアメリカ鉤虫と診断し,pyrantel pamoate投与にて駆虫し得た.鉤虫の胃寄生の観察例は文献検索上,本邦では1例のみであり,アメリカ鉤虫での報告例は見当たらなかった主内視鏡的虫体摘出は虫体の鑑別に有用であった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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