日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
SLEを強く疑われprednisoloneが著効を示した蛋白漏出性胃腸症の1例
武村 隆弘久山 泰安部 千晶花城 実田村 瑞枝横手 美智子滝川 一山中 正己今村 哲夫
著者情報
ジャーナル フリー

1993 年 35 巻 10 号 p. 2467-2472_1

詳細
抄録
 症例は20歳男性.腹満感,食思不振,腹水を主訴に平成2年12月20日当科入院となった.入院時,低蛋白,低アルブミン血症,胸腹水を認めた.十二指腸,大腸の粘膜生検では,リンパ管の拡張が見られた.糞便中α1アンチトリプシン排泄量高値,99mTC-Alb(RI scintigraphy)では,腸管に集積を認めた.抗核抗体,抗DNA抗体の高値,1upus anticoagulant陽性の所見から, SLEを強く疑わせる蛋白漏出性胃腸症と診断しsteroid剤投与により著効を得た.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top