国立東静病院外科
国立東静病院内科
小山消化器内科
1995 年 37 巻 1 号 p. 54-59_1
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症例は90歳,男性.主訴は食欲不振,体重減少.上部消化管X線および内視鏡検査で噴門部に境界明瞭な隆起性病変を,胃角部小弯に不整な陥凹性病変を認め,多発性早期胃癌と診断した.胃全摘術を施行し,組織学的に噴門部病変は粘膜内に限局し,胃角部病変は粘膜下層内に浸潤した高分化型管状腺癌であった.噴門部を中心とした粘膜下層の血管壁にはAL型のアミロイドーシスを認めた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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