いわき市立総合磐城共立病院消化器内科
1997 年 39 巻 10 号 p. 1805-1811
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症例は49歳男性.1991年胃内視鏡検査で,胃角部大彎後壁側に中心に陥凹を伴う肥厚した皺襞を認め,生検でアミロイド沈着を確認した.他臓器にアミロイド沈着はなく限局性胃アミロイドーシスと診断し,経過観察とした.1993年再度の生検にて胃形質細胞腫を疑い,胃全摘術を施行した.病理組織学的検索にてIgA/κ型の形質細胞腫の粘膜下層までの増殖と,同部に一致するアミロイド沈着を認めた.形質細胞腫のアミロイド沈着との関与が示唆された.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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