日本消化器内視鏡学会雑誌
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保存的止血に抵抗した胃動静脈奇形の1例
宇田 勝弘斎藤 康晴長井 正樹細田 友則井上 徹也中川 雅夫田中 豊彦坂本 力藤山 佳秀馬場 忠雄
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1997 年 39 巻 3 号 p. 671-676

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抄録
胃動静脈奇形は稀な疾患であり,本邦では自験例を含めて18例の報告しかない.症例は49歳の男性で,吐血を主訴に入院.内視鏡的止血術により大量出血をきたしたため,緊急血管造影を行い,胃動静脈奇形と診断し,塞栓術を施行した.一時止血されたが再出血をきたし,再度塞栓術施行.再々出血をきたし緊急手術となった.病理組織学的に,粘膜下層,固有筋層,壁外脂肪織に拡張,蛇行する動静脈を認め,動静脈奇形と証明された.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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