日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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主膵管狭窄を伴う慢性膵炎に対する内視鏡的治療―金属ステント留置を行った3症例
山雄 健次中澤 三郎芳野 純治山近 仁印牧 直人若林 貴夫奥嶋 一武三好 広尚岩瀬 輝彦滝 徳人中村 雄太寺本 佐世子藤本 正夫
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1997 年 39 巻 4 号 p. 836-844

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抄録
 膵頭部主膵管に狭窄を有する有症状の慢性膵炎の3例に狭窄部をバルーンカテーテルにて拡張後に金属ステントを留置した.2症例は6カ月と1年2カ月の経過観察期間中に腹痛は消失および軽減した.残りの1例は5カ月後に腹痛が出現したが,バルーンカテーテルにてステントを再拡張し症状は消失した.主膵管狭窄を有する慢性膵炎の症例に対する金属ステントの留置はより長期的な臨床症状の改善に有効と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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