日本消化器内視鏡学会雑誌
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蛋白漏出性胃症を合併しHelicobacter pyloriの除菌治療が奏効したhypertrophic lymphocytic gastritisの1例
森岡 健牧野 博
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1997 年 39 巻 5 号 p. 942-948

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抄録
 症例は25歳女性.主訴は心窩部痛.血液検査では低蛋白血症,胃内視鏡では体部中心に粘膜ひだの腫大と発赤が認められ,その上に白苔で覆われた結節性病変が多発していた.蛋白漏出性胃症を合併した内視鏡的にはdiffuse varioliform gastritis(以下DVG),病理学的にはhypertrophic lymphocytic gastritis(以下HLG)と診断した.培養法でHelicobacter pylori(以下HP)が検出されたため除菌治療を行った結果,内視鏡および組織所見は治癒し血清蛋白も正常化した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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