日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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大腸内視鏡検査施行中に白色から赤色へと急激な粘膜色調変化をきたした1症例
今武 和弘板倉 浩子松野 万希子斉藤 貴秀渡辺 知明星野 尚久金田 伸章加藤 公敏川村 洋松井 輝明川村 典夫伊藤 和郎岩崎 有良荒川 泰行
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1997 年 39 巻 5 号 p. 967-971

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抄録
 症例は82歳の男性.健診にて便潜血反応陽性を指摘され大腸内視鏡検査を施行した.回盲部到達後,下行結腸観察中に突然縦走性に粘膜面が白色に変化し,発泡を認め,同部位に粟粒大の白色の小隆起が多数出現し,その後白色の粘膜は赤色調に変化した.第3病日の内視鏡検査で縦走性にびらんを呈し生検組織所見を含めて急性期の虚血性大腸炎と思われた.大腸内視鏡検査施行中に発症した虚血性大腸炎は本邦ではこれまで報告が少ない.今回われわれは大腸内視鏡検査施行中に白色から赤色へと急激な粘膜色調変化をきたした1症例を経験し貴重な1症例と考え報告する.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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