日本消化器内視鏡学会雑誌
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総胆管十二指腸憩室瘻の1例
青木 茂山田 潤一藤岡 俊久岩田 章裕茂山 潤鐘宮木 知克大原 弘隆星野 信伊藤 誠
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1997 年 39 巻 6 号 p. 1094-1098

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抄録
 症例は77歳女性.検診にて胆道内気腫を指摘され来院.腹部単純X線写真,超音波検査,CTで胆道内気腫を認めた.内視鏡的膵胆管造影で総胆管から十二指腸傍乳頭憩室内へ造影剤の漏出を認め,さらに憩室内の瘻孔からカテーテルを挿入し造影すると,総胆管が描出され,総胆管十二指腸憩室瘻と診断した.自験例のような傍乳頭憩室と総胆管に瘻孔を有する症例は本邦でも5例と少なく,貴重な症例と考え報告した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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