国立東信病院内科
信州大学光学医療診療部
1997 年 39 巻 6 号 p. 1119-1124
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腸管出血性大腸菌O157:H7による出血性大腸炎3例の内視鏡像について報告した.自験例および従来の報告例からその内視鏡像の特徴は以下に要約された.(1)著しい浮腫,血管透見像消失,発赤,出血,びらんが主な所見であり,これらの所見が他の感染性腸炎に比べてきわめて強い.(2)肛門側大腸に比べて深部大腸へいくほど所見が強くなり,回腸末端部や直腸はほぼ正常である.(3)しばしば縦走傾向のある潰瘍が認められる.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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