日本消化器内視鏡学会雑誌
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総胆管神経腫の1例
竹内 真実子市川 正章加納 潤一高原 理石原 明良谷川 誠小島 伸哉豊嶋 明子横井 俊平
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1997 年 39 巻 8 号 p. 1430-1434

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抄録
 症例は68歳男性.全身倦怠感,黄疸を主訴に受診.内視鏡的逆行1生胆管膵管造影(ERCP)にて,総胆管にやや辺縁不整な狭窄を認め,胆管癌を疑い手術となった.切除標本では狭窄部の総胆管に25×8mmの粘膜下腫瘤を認め,組織診断は胆管神経腫であった.本邦において胆道系に発症した神経腫は自験例を含め44例報告があるが,腹部手術の既往がなく,胆石も認めなかった症例は自験例のみであり,まれな症例であると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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