日本消化器内視鏡学会雑誌
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全大腸に虚血性腸病変をきたした腸間膜動脈形成異常の1剖検例
岩井 啓一郎, 松本 主之, 廣田 千治, 今永 至信, 坂田 則行, 八尾 隆史, 藤島 正敏, 飯野 耕三
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2000 年 42 巻 7 号 p. 1207-1212

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抄録
症例は91歳,.女性.腹痛,下血を主訴に緊急入院となった.大腸内視鏡検査でS状結腸から盲腸に至るまで全周性で壊死物質に覆われた浮腫状粘膜を認めたため,虚血性腸病変を考え保存的に治療したが第11病日に死亡した.剖検所見では,回腸と全大腸に虚血性病変に合致する所見が認められ,加えて下腸間膜動脈が欠損していたことが判明した.以上より上腸間膜動脈の血流低下が広範な虚血性病変を来たしたと推測された.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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