福島県立医科大学第2内科
2003 年 45 巻 2 号 p. 151-156
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症例は60歳,女性.腹痛,下痢,下血を主訴に当院受診.大腸内視鏡検査にて,直腸から下行結腸に,頂部に白色の滲出物を伴うIS型ポリープが多発しており,横行結腸の一部にも同様の所見が認められた.病変の生検標本にて,粘膜脱症候群の線維筋症の所見が疑われ,試験的粘膜切除を行い,Cap polyposisと診断した.生検標本および血清学的にヘルペスウイルス感染の所見が認められ,本疾患発症への関与も考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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