矢留米大学第2内科
矢留米大学消化器病センター
2004 年 46 巻 4 号 p. 960-965
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症例は41歳,男性.急性膵炎後,膵尾部に径約10cm大の仮性嚢胞を認め当科入院.保存的治療で縮小せず,内視鏡的経胃膵嚢胞ドレナージ術を施行.術終了直前に,ドレナージチューブが嚢胞内へ迷入浮遊した.再度嚢胞を穿刺し,チューブ端をスネアで把持し,回収することなく再留置に成功した,術後合併症は認めず嚢胞は消失した,本法は膵嚢胞内迷入ドレナージチューブの回収法としても,有用であると考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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