A CASE OF DIFFUSE HEMANGIOMA IN THE RECTOSIGMOID COLON WHICH PRODUCED SEVERE ANEMIA

Takahisa SUZUKI; Takashi SUZUKI; Masataka SHINODA; Hitomi TAKASHI; Haruo YAMAGUCHI; Nobuyuki MIYAKE; Takuya ISHIKAWA; Tohru KAMIYA; Masayuki KIMURA; Takafumi ANDO; Kenji INA; Kazuo KUSUGAMI; Hidemi GOTO

doi:10.11280/gee1973b.47.1107

貧血を契機に発見された直腸・S状結腸びまん性血管腫の1例

鈴木貴久, 鈴木孝, 篠田昌孝, 高士ひとみ, 山口晴雄, 三宅忍幸, 石川卓哉, 神谷徹, 木村昌之, 安藤貴文, 伊奈研次, 楠神和男, 後藤秀実

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キーワード: 大腸, 直腸, 血管腫

ジャーナルフリー

2005 年 47 巻 5 号 p. 1107-1113

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.47.1107

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抄録

　症例は16歳の男性で,血便と貧血を主訴に来院した.大腸内視鏡検査で直腸S状部からS状結腸に暗赤色の怒張血管,毛細血管拡張像を認めた.CTおよびMRIでは同部位の壁肥厚,周囲の異常血管増生がみられ下腸間膜動脈造影で濃染像を認めたため,直腸からS状結腸におよぶびまん性血管腫と診断した.下部消化管びまん性血管腫の報告は稀で自験例を含め19例が報告されているにすぎず,文献的考察を加えて報告する.

責任著者(Corresponding author)

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