公立南丹病院消化器内科
京都府立医科大学大学院消化器病態制御学
2007 年 49 巻 2 号 p. 185-189
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症例は34歳,女性.2005年8月,健診目的で当院にて上部消化管内視鏡検査を施行した.胃角部から前庭部にかけて鳥肌状胃炎の所見を呈し,胃体下部大彎にIIc類似進行癌を認めた.各種画像検査では転移は認められず,幽門側胃切除術,D2郭清を施行した.腫瘍は低分化腺癌で固有筋層への浸潤を認めたが,リンパ節転移は認められなかった.鳥肌状胃炎に合併した若年者進行胃癌の症例を経験したので報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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