日本消化器内視鏡学会雑誌
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大腸内視鏡下生検にて組織学的所見が得られたアレルギー性肉芽腫性血管炎の1例
田中 浩紀石井 卓阿久津 典之鈴木 隆若林 淳一篠村 恭久今井 浩三
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2007 年 49 巻 2 号 p. 202-206

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抄録
71歳,女性.気管支喘息の既往がある.両下腿浮腫・しびれ・筋力低下が出現し当科受診.好酸球増多を認め,大腸内視鏡検査にて全大腸に浅い不整形潰瘍の多発を認めた.潰瘍からの生検で粘膜固有層に好酸球浸潤を伴う肉芽腫性血管炎を認めアレルギー性肉芽腫性血管炎と診断した.プレドニゾロンの内服により好酸球数,内視鏡所見は改善した.大腸内視鏡下生検はアレルギー性肉芽腫性血管炎の診断に有用である可能性が示唆された.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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