日本消化器内視鏡学会雑誌
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表層拡大型扁平上皮癌を合併した表在型食道小細胞型未分化癌の1例
竹野 淳小林 研二青木 太郎西岡 清訓畠野 尚典廣瀬 創文 正浩辻野 督松本 崇吉田 恭太郎
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2007 年 49 巻 7 号 p. 1661-1667

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抄録
63歳男性.咳嗽,しみる感じを主訴に受診し,内視鏡検査では30cmに陥凹病変を認め,ヨード散布では陥凹部とその周辺粘膜が広範囲に不染であった.生検結果も含めて表層拡大型食道扁平上皮癌と診断し,食道亜全摘術をおこなった.切除標本の病理診断で陥凹周囲の広範なヨード不染部は粘膜浅層までの扁平上皮癌,陥凹部は粘膜下層深層に浸潤する小細胞型未分化癌であった.食道未分化癌が表層拡大型病変を合併する場合,部位により組織型が異なるため,生検による組織型の決定は困難である.このため食道癌の悪性度の評価が難しく,その治療法の選択について誤りやすいので,注意を要すると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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