日本消化器内視鏡学会雑誌
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いわゆる黒色食道を呈した急性壊死性食道炎の1例
石井 学垂水 研一本多 啓介武田 昌治畠 二郎楠 裕明鎌田 智有藤村 宜憲伊海 英則定平 吉都春間 賢
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2007 年 49 巻 7 号 p. 1668-1673

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抄録
上部消化管内視鏡検査で食道粘膜が黒色調を呈し,生検組織上で壊死組織と肉芽組織の混在した病変を認め,急性壊死性食道炎による黒色食道と診断した症例を経験した.患者は45歳の男性で,糖尿病性ケトアシドーシスによる循環不全後に発症した.食道裂孔ヘルニア,LES圧低下,さらに食道の蠕動運動の低下があり,病態として胃液の食道への逆流が発生の一因となっていると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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