日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 3A12
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課題講演3 炭酸塩の地球化学---炭酸塩を用いて過去から未来への地球環境変動を解読する---
光量指標としてのサンゴ骨格炭素同位体比の有用性
*島村 道代大場 忠道入野 智久
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抄録
 これまで、サンゴ骨格の酸素同位体比を利用して環境を推定する研究は盛んに行われてきた。一方、炭素同位体比を利用した環境推定はあまり多くはない。これは、サンゴ骨格の炭素同位体比を制御する要因が完全には解明されておらず、地域により様々な応答を示すためであると考えられる。そこで本研究では、主要な制御因子の可能性が高いと考えられている、1.骨格の成長速度、2.海水の全炭酸の炭素同位体比、3.光量、の3要因の変動が大きい海域よりサンゴ骨格を採取し、各々の要因との関係を検討した。その結果、日射量の変動による制御がもっとも大きいことが分かった。それに加え、海水中の懸濁物量の増減による光量の増減も現れていたので、報告する。
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© 2005 日本地球化学会
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