日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 3A13
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課題講演3 炭酸塩の地球化学---炭酸塩を用いて過去から未来への地球環境変動を解読する---
光強度制御下におけるハマサンゴ骨格の炭素・酸素同位体比変動
*小俣 珠乃鈴木 淳佐藤 崇範能丸 恵理子村上 明男川幡 穂高丸山 正
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抄録
本研究では、共生褐虫藻の光合成活性に関わる光強度の変化とサンゴ骨格の成長および炭素・酸素同位体比の変動の関係を検討するため、光量および水温を一定にし、光量を変えて飼育したハマサンゴについて解析した。
その結果、それぞれのサンゴ群体の生長軸に沿う骨格の炭素・酸素同位体比変動に関しては、両者が正相関関係を示した。このことはMcConnaughey (1989)の報告にあるkinetic isotope effectsによる炭素・酸素同位体比変動を反映しているものと考えられる。つまり、飼育期間中は光強度と水温は一定に保たれていたため、metabolic isotope effectsによる炭素同位体比変動がほぼ消失し、代わりにkinetic isotope effectsによる炭素・酸素同位体比変動だけが顕在化した結果と解釈できる。
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© 2005 日本地球化学会
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