抄録
3価希土類元素化合物の熱化学データには四組効果が認められる。これらをRSPET式 にあてはめることで、4f電子のラカー(E1,E3)パラメ-ターの相対的大きさが推定出来る。Ln3+(gas)、フッ化物、塩化物、水酸化物、酸化物、3価金属、などに対する標準生成エンタルピー、格子エンタルピー、系列対における標準生成エンタルピーの差、の四組効果から求めたラカー(E1,E3)パラメ-ターは、4f電子のスペクトルデータから求められる値と合致する。熱化学データの四組効果から4f電子雲拡大系列が決定できることを示す。