筑波大学
東京工業大学
海洋研究開発機構
岡山大学
東京大学
オーストラリア国立大学
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チリ海嶺が沈み込みつつあるタイタオ半島の西端部には、5.7 Maのオフィオライトとそれを取り囲むように5つの角閃石-黒雲母花崗岩体が分布する。これらの珪長質深成岩体のU-Pb年代測定と全岩化学分析をおこなった。リサイクル・ジルコンはほとんど見られず、若くて熱い海洋地殻の部分溶融や結晶分化作用によって、花崗岩マグマが生成し得たことを示した。海嶺の衝突・沈み込みという一連のテクトニックな過程の結果、さまざまな組成を持つ花崗岩が生成しうるということを議論したい。
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