抄録
西部北太平洋亜寒帯域に位置するStn.KNOT(北緯44度、東経155度)の水深770mに、1999/10/25~2001/6/20及び2002/6/25~2006/5/11の期間にわたってセジメントトラップを設置し、沈降粒子を採取した。セジメントトラップサンプル中に含まれる粒子状有機炭素含量およびその同位体比(δ13C)を測定した。δ13Cの結果は、春季ブルーム時に低くなり、秋季に高くなるという一般的な変動を示した。この変動要因を定量的に調べるため、δ13C計算を組み込んだ生態系モデル(North pacific Ecosystem Model Used for Regional Oceanography)を用いて解析を行った。その結果について報告する。