日本地球化学会年会要旨集
2010年度日本地球化学会第57回年会講演要旨集
セッションID: 3C26 14-04
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惑星・衛星・小惑星の宇宙化学
南極ドームFuji切削氷中から得た12万年前の宇宙塵の降下量
*三浦 亜由美斎藤 裕子田澤 雄二福岡 孝昭
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抄録
本研究では約12万年前の南極ドームFujiコアの切削氷(氷の削りカス)を用いて宇宙塵の降下量を求めた.この切削氷からは30μm以上の宇宙塵は確認できないが、宇宙塵は常に降下しているので,30μm未満の宇宙塵として存在する可能性を考え、微小な宇宙塵が付着していると考えられるフィルターごとINAA(機器中性子放射化分析)で化学分析し、宇宙塵に特徴的なIrの濃度に基づいて地球への降下量を求めた。結果(0.12±0.03)×106 kg/yrと推定された。この降下量は南極裸氷帯で推定された年代約3万年前で(16±9.1) ×106kg/yrよりも100倍少ない。しかし6千年から1万年前のGreenland Ice Project2のコアを用いた約20μm以下の降下量は約(0.32±0.21)×106 kg/yrとなり,本研究と近い値であった
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© 2010 日本地球化学会
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