日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 1A14
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G5 海洋における微量元素・同位体
海水中Zr, Hf, Nb, Ta分析法の改良と日本海海水試料への適用
*藤坂 浩章宗林 由樹
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キーワード: 海水
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抄録
ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)などの強配位子場元素は水塊の新しいトレーサーである。従来、我々は8-ヒドロキシキノリン基を有するキレート吸着剤TSK-8HQを用いた分析を行っていた。しかし、TSK-8HQには種々の問題があった。(1)合成及び樹脂の洗浄の操作が煩雑で、習熟を要する。(2)キレート基の結合が切れやすく、繰り返し使用可能な回数が少ない。そのため、新たなキレート吸着剤の開発が望ましい。本研究では、キレート吸着剤NOBIAS CHELATE-PA1(日立ハイテクノロジーズ)に着目した。エチレンジアミン三酢酸基とイミノニ酢酸基を有するNOBIAS CHELATE-PA1は、TSK-8HQよりも耐久性が高く、またZr、Hf、Nb、Taを定量的に捕集することが可能である。そこで、コマ形のNOBIAS CHELATE-PA1Lを用いた閉鎖式濃縮法により、Zr、Hf、Nb、Taの濃縮分離を行った。
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© 2012 日本地球化学会
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