日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 2D08
会議情報

G2 古気候・古環境解析の地球化学
約250万年前の北大西洋堆積物に基づく大陸氷床拡大期の気候変動のミレニアム解析
*水田 麻美山下 剛史北 逸郎大野 正夫桑原 義博林 辰弥佐藤 時幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
氷床拡大期の気候変動を千年スケールで解析するため,北大西洋IODP U1314の約250-255万年前の堆積物コア中の石灰質ナンノ化石群集,漂流岩屑堆積物(IRD)量,有機炭素(TOC)量及びその同位体値を測定した。石灰質ナンノ化石の総上部種数とIRD量は,逆相関で数千年スケールの変動を示す。TOC量はIRD量と正相関で変動し,その炭素同位体値は約-22‰から-25‰の間を数千年スケールで変動する。これらの変動関係は,同海域の現在から約100万年前までの堆積物コア(IODP U1308)で得られた数万年周期の相関関係と同様である。これらの結果に基づき,氷床拡大期のミレニアム変動を報告する。
著者関連情報
© 2012 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top