日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 1C19
会議情報

G14 固体地球化学(全般)
重晶石中のSO3-ラジカルのα線による生成効率:ESR年代測定への応用
*磯野 祐輔豊田 新西戸 裕嗣鹿山 雅裕
著者情報
キーワード: 重晶石, α線, 生成効率
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
重晶石の内部線量の大部分を占めるα線による線量に対する信号の生成効率を正確に決めるために Toyoda et al.(2012)によってα線を模擬したHeイオンによる照射実験が行われた。結果より、γ線とHeイオン照射による生成割合(直線の傾き)の比を求めることで、α線による生成効率が0.043±0.018と求められた。しかし、線量の点数が少ないこともあって、正確に求められたとは言い難い。そこで、今回再度実験を行い、精度の高い生成効率を求めることを試みた。
著者関連情報
© 2012 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top