日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 2E09
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G07 マントル物質の化学とダイナミクス
北西太平洋のアウターライズ手前で活動したプチスポット初生マグマの最終平衡温度圧力条件
*町田 嗣樹小木曽 哲平野 直人
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抄録
北西太平洋のアウターライズ手前(プレート屈曲部)で活動したプチスポット初生マグマが、リソスフェア下部(約1280 ℃、約2.1 GPaの条件)で周囲のカンラン岩と最終平衡にあったことを検証するために、同一海域の別の火山(試料採取地点番号YK06-05 6K#879)と、日本海溝海側斜面に存在する火山(試料採取地点番号KR97-09 10K#56)(噴火当時同様なセッティングにあったと考えられる)に対する複数相飽和実験を行った。その結果、6K#879は約1280 ℃、約1.8 GPaの条件で、かんらん石・斜方輝石・単斜輝石が飽和し、10K#56は約1275 ℃、約1.4 GPaの条件で、かんらん石と斜方輝石が飽和した。プチスポットの初生マグマが、リソスフェア下部(およびそれ以浅)において周囲のカンラン岩と最終平衡にあったことは、マグマ噴出位置や噴火年代の違い関わらず共通する条件である。
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© 2014 日本地球化学会
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