日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 3P28
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G02 古気候・古環境解析の地球化学
カリフォルニア沖堆積物中有機物からみた 過去13万年間の古環境変動
*島田 学大力 千恵子中國 正寿山本 修一
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抄録
 本研究では過去13万年間におけるカリフォルニア沖堆積物中の有機物分析によって、特にエーム間氷期と完新世についての古環境を比較した。完新世およびエーム間氷期の双方で、表面海水温度(SST)の上昇とリグニンフェノールの増加には時間差があり、SSTの上昇に対してリグニンフェノールの増加が遅れていることがわかった。これは温暖期に入った時代と氷河融解時期の時間差が関係し、ほとんどの氷河融解を待って森林が発達したことを示唆している。さらに、リグニンフェノールのS/V比とC/V比の指標から、完新世とエーム間氷期の植生を比較すると、完新世に比べエーム間氷期の方が草本植物の寄与が大きかったことがわかった。
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© 2014 日本地球化学会
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