抄録
本発表では、昨年開発されたOCSを安定同位体比質量分析計(IRMS)に直接導入し、イオンソース内で生成するS+フラグメント(m/z: 32, 33, 34)を測定する手法(Hattori et al., 2015 Anal. Chem.)を用いて、土壌から単離した既知のOCS分解菌株を用いた微生物培養実験を行い、OCS濃度減少に伴うOCSのδ34S値の変化を分析した。その結果、すべての培養系でOCS濃度減少に伴いδ34S値は上昇し、レイリー解析の結果負の34ε値を有することが明らかとなった。