日本地球化学会年会要旨集
2015年度日本地球化学会第62回年会講演要旨集
セッションID: 3D14
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G3  放射性廃棄物と地球化学
三浦半島西部沿岸域における地下水年代測定による地下水流動場の評価
*富岡 祐一長谷川 琢磨中田 弘太郎近藤 浩文吉村 公孝國丸 貴紀西尾 光
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抄録
本報告では,三浦半島西部の沿岸域において実施した,地下水年代測定による地下水流動場の評価の概要について述べる。

調査地点の地質構成は、概ねGL-200m以深が泥岩主体の葉山層群(前期~中期中新世)であり、その上位に砂質シルト岩・砂岩互層の三浦層群(後期中新世~鮮新世)が不整合に覆っている。透水係数は三浦層群、葉山層群それぞれ10-7および10-9 m/s程度である。

地下水年代測定は,深度350mおよび500mのボーリング孔掘削で得られた試料を用いて実施した。地下水年代の指標として,H-3,溶存無機炭素のC-14,Cl-36,およびHe-4を用いた。その他,水素酸素同位体比や各種溶存イオン濃度を分析した。その結果,三浦層群の地下水は流動性が高く,降水を起源とする淡水に対して比較的若い海水が混合しており,また,葉山層群の地下水は700万年程度の地下水年代と推定される化石海水であり,流動性が極めて低いものと考えられた。
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© 2015 日本地球化学会
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