抄録
近年、ジルコンのU-Pb系の閉鎖系が保たれないリバースディスコーディアという現象の存在が指摘されている。そのような現象が、μmスケールで見られるかどうかについては、議論が続いている。この問題を解決するには、ジルコン全面においてPb, Uの分布を測定し, ジルコン内部の閉鎖系が成立しているかを調べることが重要である. 本実験では, クレーター直径5 µm, 分析深さ5 µmで年代測定を行い, さらにジルコン全面のマッピング分析をおこなった. 本発表では, リバースディスコーディアが観測されたジルコン粒子に対して年代マッピング分析を行い, 二次的な鉛移動の有無を検証する.