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本研究では富山県小矢部市中山間部や射水市に位置する富山県立大学において、粒子状物質およびガス状物質などを測定し、越境汚染や噴煙の影響、大気汚染物質の起源などについて考察する。PM2.5中のイオン成分は、夏期から冬期にかけて濃度が低下した。夏季のSO42-やNH4+濃度は冬季の約2.5倍であり、冬季には北陸地方の降水量が増加し、大気中のイオン成分濃度が低くなると考えられる。一方、NO3-濃度については大きな違いがなく、夏季の平均NO3-濃度は0.39 μg/m3、冬季は0.52 μg/m3であり、むしろ冬季の方が若干高濃度だった。冬季の気温低下により、粒子状のNH4NO3が比較的存在しやすいためと考えられる。