Zag隕石のゼノリスクラスト中に多数見つかっている5~10 μmの炭素質粒子について、走査型透過X線顕微鏡(STXM)及びNanoSIMSを用いたイメージング分析を行った。C-XANESの結果、285 eVにsp2炭素(C=C)の吸収が見られる以外に特徴的なピークは見られなかった。また、炭素質粒子全体に高いδD、δ?SUP?15?/SUP?N値が見られ、特に高い値を示す部分(ホットスポット)もみられた。ホットスポットとそれ以外の部分に分子構造の違いは見られなかった。これらの有機物粒子の起源について議論する。