主催: 日本地球化学会年会要旨集
京都大学
東京大学
総合地球環境学研究所
p. 144-
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モリブデン(Mo)とタングステン(W)はともに6族の金属で、現在の酸化的な海洋において6価のオキソ酸として存在し、モリブデンとタングステンの還元環境下における反応性の違いと、タングステンのMoとWの安定同位体比ならびにMo/W濃度比は古海洋の酸化還元環境、熱水活動復元の重要なプロクシとなると期待される。本研究では堆積物中Mo、W安定同位体比を同一の前処理法を用いて正確かつ迅速に測定する方法を確立し、実際の海底堆積物試料に応用することで日本海の酸化還元史を報告する。
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