日本地球化学会年会要旨集
2016年度日本地球化学会第63回年会講演要旨集
会議情報

G03 放射性廃棄物と地球化学
放射性核種の地中移動を支配するミクロスケールの化学状態変化
*大貫 敏彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 38-

詳細
抄録

放射性廃棄物処分の安全性を評価するためには、地層中における放射性核種の地下水中における移行挙動を明らかにする必要がある。地層中には鉱物などの無機物質や微生物や腐植物質のような有機物質が存在するため、放射性核種とこれらの物質との相互作用により水流速よりも遅く(遅延)なる。長寿命放射性核種の挙動を調べると、数百万年間に数百mのスケールで移行している現象を支配している遅延機構は、ミクロンスケールで起こっていることが分かった。無機物質である鉱物の固液界面で生じるウランや希土類元素の鉱物化や微生物などの固液界面で生じる鉱物化について得られた成果を概説する。

著者関連情報
© 2016 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top