日本地球化学会年会要旨集
2016年度日本地球化学会第63回年会講演要旨集
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G04 鉱物境界面の地球化学、水-岩石相互作用
鉄酸化物による微量ウラン吸着挙動:バイカル集水域古代湖の水質変動復元に向けて
*小林 ゆい牛山 智樹福士 圭介
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キーワード: 吸着, ウラン
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p. 60-

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抄録

バイカル湖やフブスグル湖の古代湖堆積物には過去数10万年に及ぶ気候変動の歴史が記録されている。フブスグル湖湖沼堆積物コア中ウラン濃度は、氷期-間氷期サイクルに対応し変化することが確認され、氷期には極めて低く、間氷期に増加する。堆積物中のウランは鉄酸化物への吸着を起源とすることが指摘されている。鉄酸化物へのウラン吸着の有無は溶液の水質条件に依存することが知られている。したがって鉄酸化物へのウランの吸着挙動に影響を与える水質因子が分かれば、堆積物中ウラン濃度の変化に対応した湖沼の水質を復元することができる可能性がある。鉄酸化物へのウラン吸着については広く研究されているが、自然界に見られる微量のウラン濃度における系統的な研究例はなされていない。本研究では、様々な水質条件で鉄酸化物による微量ウランの室内吸着実験を行い、水質条件が及ぼすウラン吸着挙動への影響を検討した。

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